ティム・バートンは、映画界における最もイマジネーションあふれる、視覚的映画作家の一人として広く認められています。彼は、実写とアニメーションの両ジャンルにおいて、批評的にも興行的にも成功を収めています。

彼が監督した最新作、エイミー・アダムスとクリフトフ・ヴァルツが共演した『ビッグ・アイズ(Big Eyes)』は、2014年中にリリースされます。(※日本公開:2015年1月TOHOシネマズ有楽座他全国ロードショー)

2012年はバートンにとって、実りのある年となりました。テレビのカルト番組を基にしたゴシック・スリラー『ダーク・シャドウ(Dark Shadows)』を監督し、『リンカーン/秘密の書(Abraham Lincoln: Vampire Hunter)』をプロデュース。英国映画協会(BFI)のフェローシップとエンパイア・レジェンド賞を受賞しました。さらに、『フランケンウィニー(Frankenweenie)』も監督しており、同作品はアカデミー賞とBAFTA英国アカデミー賞にノミネートされ、ロサンゼルス映画批評家協会長編アニメーション賞を受賞しています。彼のアニメーションに対する献身は、ストップモーション業界が再び活気を得る一助となってきました。その功績は1993年制作のカルトクラッシック映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(The Nightmare Before Christmas)』に始まり、2005年『ティム・バートンのコープスブライド(Corpse Bride)』のアカデミー賞ノミネート、BAFTA英国アカデミー賞アニメーション長編賞を受賞へと続いていきます。

また、『アリス・イン・ワンダーランド(Alice in Wonderland)』は、アカデミー賞で2部門を受賞、ゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門最優秀作品賞にノミネートされました。同作品は、全世界で10億ドル以上の興行収入を挙げ、2010年に公開された作品の中で第2位を記録しています。

2007年の監督作品『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street)』では、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の監督賞を受賞しました。同作品は、ゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門で最優秀作品賞を受賞しています。

また、2003年には高い評価を受けたファンタジードラマ作品『ビッグ・フィッシュ(Big Fish)』が、BAFTA賞と放送映画批評家協会賞の監督賞にノミネートされました。評論家が最も絶賛する1994年制作の『エド・ウッド(Ed Wood)』では、オスカーを2部門、ゴールデングローブ賞を1部門それぞれ受賞し、BAFTA賞では2部門にノミネートされています。

バートンには、熱烈な信奉者がいます。とりわけそのきっかけとなったのは、1985年の長編監督デビュー作で予想外のヒットとなったコメディー『ピーウィーの大冒険(Pee-wee’s Big Adventure)』や、1988年の破天荒で独創的な『ビートルジュース(Beetlejuice)』といった、今や古典となったユニークな作品たちです。それらに続いたのが、アクションものの超大作『バットマン(Batman)』(1989年の最高興行収入映画)と、その続編で1992年の『バットマン リターンズ(Batman Returns)』です。

そして、彼の最も愛されている映画は、間違いなく自身が監督、共同脚本、そしてプロデュースを担当した1990年のロマンティックファンタジー作品『シザーハンズ(Edward Scissorhands)』でしょう。評論家と観客の両方から賞賛を浴びたこの作品での出会いをきっかけに、バートンと、胸を打つような演技をみせた主演のジョニー•デップとの、映画における素晴らしいパートナーシップがスタートしました。

その他にも、ロアルド・ダールの愛すべき児童文学を基にして世界中で大ブレークした『チャーリーとチョコレート工場(Charlie and the Chocolate Factory)』、ワシントン・アーヴィングの名高い物語を基にした『スリーピー・ホロウ(Sleepy Hollow)』、プロデューサーのリチャード・ザナックと初のコラボレーションとなった『PLANET OF THE APES/猿の惑星(Planet of the Apes)』、そしてスター総出演のSFコメディ『マーズ・アタック!(Mars Attacks!)』、などの映画(監督作品)があります。

また、『キャビン・ボーイ/航海、先に立たず(Cabin Boy)』や『バットマン・フォーエヴァー(Batman Forever)』などの映画、『ジャイアント・ピーチ(James and the Giant Peach)』、『9 <ナイン>~9番目の奇妙な人形~』などのアニメーション映画をプロデュースし、そしてロック・バンド「ザ・キラーズ(The Killers)」の2本のミュージック・ビデオも監督しています。

映画作りに打ち込む一方、バートンはアート作品の創作にも情熱を注いでいます。2009年には、彼の40年以上にわたる個人的な作品とプロジェクト作品が収められた430頁の書籍『The Art of Tim Burton』が出版されました。同年11月、米国ニューヨーク近代美術館(MoMA)では展覧会が開催され、広範囲にわたる多数の作品が展示されました。同展覧会は、ニューヨークに続き、メルボルン、トロント、ロサンゼルス、パリ、ソウルでも開催され、いずれの都市でも記録的なチケット売上を達成しました。1997年には、『オイスター・ボーイの憂鬱な死(The Melancholy Death of Oyster Boy & Other Stories)』と題する絵本も出版しています。

バートンは、米カリフォルニア州バーバンクで育ち、カリフォルニア芸術大学のアニメーション学科に進学し、その後ディズニー社のアニメーション部へ入社。同社では、1982年に初監督作品となるストップモーションアニメ―ションの短編『ヴィンセント(Vincent)』を制作しています。ヴィンセント・プライスのナレーションによる同作品は、幾つかの映画祭に出品され賞を獲得しています。また1983年には、カンフーから着想を得た短編映画『ヘンゼルとグレーテル(Hansel and Gretel)』、1984年には、ライブアクション ショートフィルム『フランケンウィニー(Frankenweenie)』を監督しています。

映画のタイムライン

Film Timeline 作品の魅力 ティム・バートンの映画を見ると、バートンの世界が随所にきらめき幻想的な映像美として際立っています。観ているとどんどんバートンの世界に引き込まれていき、ワクワクとした感情がわきあがってくるのは、バートンの映像から視覚が刺激されているからかもしれません。「もしもこんな世界があったら入ってみたい!」と子供の頃に願ったことが、映像の向こうで展開していくのを見ると「もしも」が現実に?という錯覚を覚えてしまうほどです。

Read more...

展覧会について

About the Exhibition 名称 ティム・バートンの世界 会場森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)

Read more...

チケット情報

Ticket Information ●料金(税込) 入場料当 日前 売団 体 一般1,800円1,600円1,500円 高校・大学生1,300円1,100円1,000円

Read more...

公式サポーター

Official Supporter 吉本興業所属。2003年10月結成。 又吉直樹 (またよしなおき) 生年月日: 1980年

Read more...